臨床工学室このページを印刷する - 臨床工学室

臨床工学室
臨床工学室では臨床工学技士により臨床技術提供や医療機器の保守点検を実施しています。

臨床工学技士とは医師の指示のもと生命維持管理装置や様々な医療機器の操作、及び保守点検を行う職種です。当院では2009年4月に開設されました。医療チームの一員として、患者さんへ安全、安心な医療を提供するため高度な医療機器の操作や保守点検管理等を実施しています。

臨床支援業務

チーム医療の一員として様々な医療機器の操作や安全ラウンド、トラブル対応等を行っています。緊急の場合は24時間、365日対応し、高度かつ安全、安心できる医療を提供するために努力しています。具体的な臨床支援業務内容として
臨床支援業務
  • 手術室関連業務
  • NICU関連業務
  • 内視鏡室関連業務
  • 人工呼吸器関連業務
  • 血液浄化関連業務
  • ペースメーカ関連業務
を行っております。

NICU業務について

当院は県内で唯一の総合周産期母子医療センターに指定されていますので重症な児に対して高度な医療や多くの生命維持装置を使用しています。臨床工学技士の役割として呼吸療法、NO吸入療法、低体温療法を中心に行っており、医療機器の保守点検や使用前中後の点検も実施しています。

また児1人1人に対してカスタマイズが必要な場面も多くあるため医師・看護師等と一緒に様々な医療技術を提供しております。

在宅支援にも力を入れており、必要な医療機器の提案や調整、説明や自宅訪問などを行っております。

医療機器 保守管理業務

様々な部署で使用される汎用性が高い医療機器(人工呼吸器や輸液ポンプ、シリンジポンプ、フットポンプなど)は臨床工学室による中央管理とし、安全が確認できた医療機器を臨床へ提供しています。また中央管理を行うことで、医療機器の適正保有台数を管理でき、効率的な運用にも貢献しています。

手術室やNICUなどで使用される医療機器についても臨床工学室による管理を実施し、日常点検から可能な限り定期点検まで実施をすることで安全性の確保に努めています。
医療機器 保守点検業務

その他

医療機器を安全に使用するために必要な研修の実施や委員会活動への参加、啓蒙活動なども積極的に実施しています。また臨床工学技士のスキルアップのためにセミナー、講習会の受講や県の技士会と連携した学術活動などにも力を入れています。
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